令和6年 黒部市議会3月定例会 まとめ ②

質問や要望の方法や機会は、一般質問だけではありません。直接、各担当課の窓口へ行くこともあります。今回の3月議会では、予算特別委員会や総務文教委員会の場で、子育て中の保護者として感じることや周りの保護者さんたちから寄せていただく声や子どもたちの声をもとに質問・要望しました。

ちびっ子・わんぱくスポーツ教室について

議員になる前から、この時期の保護者たちの話題としていろいろ聞いていました。
「申し込む?」
「朝から並ぶの大変だけど行くよ。」
「うちも申し込みたいけど、連休はいつも予定あって並べんからねー。後から行っても定員超えてて入れんかったし、あきらめる」
「上の子の時は抽選あったような気がするんだけど。あんなに並んだかな?」

我が家でも、毎回子どもたちが楽しみにしていて、ママが朝から並んで申し込みするのが通例でした。昨年は受付開始時間の1時間前に行ってもすでに数人並んでいて驚きました。それから間もなく列がずらーっと伸びて、まさに「長蛇の列」。私が申し込み完了して帰る頃には、強い日差しの中で並んでいる保護者、暑くてぐずりだす子、待つのにあきた子、水遊びをはじめる子。…並ぶ以外に方法がないから仕方ないのかなと思ってきましたが、ずっと気になっていました。
そこで質問しました。

申込み期間と方法について
近年は、申込み方法は窓口で先着順、申込み期間は5月に1週間程度、申込み初日は5月の連休中。子どもが年齢的に小さく、長時間列に一緒に並んで待てない、家で留守番してもらうわけにもいかない、なので希望する教室はあるが申し込みに行けず受講できないというケースもある。また、申込日の初日は連休中であり、家族などで遠出することを優先し、窓口へ申込に行くことができないので希望する教室はあるが受講できないケースもある。このように、窓口へ行けないことで参加の機会を得られない人たちがいる現状に対して、申し込み方法を、例えば、ホームページなどインターネットによる方法も追加したり、先着順ではなく抽選への変更など、ちびっ子・わんぱくスポーツ教室の対象となる子どもたちや子育て家族に寄り添った方法を検討できないものか。「こどもまんなか」という観点からも重ねてよろしくお願いいたします。

その後、4月下旬に今回の募集案内が発行されました。確認すると次の通り変更がありました。
申込み方法は、先着順ではなくなりました。定員を超えたら抽選となる場合があります。
申込み期間は、5月連休前の4月下旬から開始、2週間程度。
この変更により、これまで申し込みできなかった人たちにチャンスがひろがることと思い、期待しています。

私が今実際に子育て中の保護者だから、聞こえる声がある。見える景色がある。
声に気づくこと(大きな声、小さな声、いろんな声)、声を聞くこと、声を届けること。それが、市議会議員をさせていただいている私の役目です。

 

令和6年 黒部市議会3月定例会 まとめ ①

質問や要望の方法や機会は、一般質問だけではありません。直接、各担当課の窓口へ行くこともあります。今回の3月議会では、予算特別委員会や総務文教委員会の場で、子育て中の保護者として感じることや周りの保護者さんたちから寄せていただく声や子どもたちの声をもとに質問・要望しました。

①中学校で、通学などに使用している自転車について

私が議員になるずっと前から保護者の間で様々な声をきいてきました。
「自転車の値段が高すぎて負担が大きい」
「なんで自転車の種類が決まっているのか」
市の担当課のかたにお聞きしたり、入学説明会の文書を読むと「自転車については市からの指定はなく、安全面などのいくつかの条件を満たすものであればOK」ということです。
しかし、保護者や子どもたちの中には、指定だと誤解している人もいるようです。
指定ではないと知っているが「みんなと一緒がいい。」「自分だけ違ったら、心配、不安。」などといった中学生の年齢的な理由から、他の多くの子どもたちと同じ自転車を購入している家庭もあります。
いずれにしても「自転車は高額。負担が大きい」という保護者の声を聞いています。

中学生の通学方法は、おもに、徒歩・自転車・スクールバス・電車。天候や季節によって通学方法が変化することも認識していますし、保護者による車送迎も聞きます。
徒歩には、各家庭負担の費用はかかりません。
スクールバスには、各家庭負担の費用はかかりません。
電車については、距離に応じて市から全額補助の場合と、季節的に半額補助の場合があります。
自転車は、通学用に必要な場合は各家庭で購入する必要がありますが、補助はありません。
今後、市として、中学生の通学用自転車の購入を一部でも補助する考えはないか伺いました。

「ない」との回答でした。たしかに、自宅から学校までの距離によっては通学に使用しない子もいますので全員が必要なものではない=不公平となる恐れ、という考えも理解はできます。
保護者側からすると、高額と感じている声が多数。一方で、中学時代に3年間使った後は、高校へ通学するために学校や駅への移動に使用するので通算6年間利用する、そう考えると頑丈な自転車は購入時は高いが、そのあと長く使えるので元が取れる、壊れにくいので子どもの安全を守れるという考えの保護者さんもいます。子どもも保護者もひとりひとり考え方は違うので、納得して購入していただければと思います。

もし、指定だと誤解して、しぶしぶ購入している人がいるなら「指定ではないですよ。」と伝えたくてブログに記載しました。

学校関連のことって、保護者や子どもたちの間でうわさが独り歩きして、よくよく調べたら事実と微妙に違うということがある気がします。小さなことでも気になることや疑問は、学校や市教育委員会へ直接聞いたり、身近にいる議員へ聞いてみてください。

委員会の場では、あわせて次のようにお願いしました。

中学校に限った話でなく、小学校においても、
言わなくてもわかる・伝わると思うことでも、
今の保護者は年齢層が幅広く、価値観も多様ですし、黒部は就職・転職などで転入してきた人が多く、黒部や富山が地元でない親や子どもたちにとっては、初めて見ること知ることもあります。
細かいところまで丁寧に説明することで、誤解も防げて、トラブルが防げれば、結果的に先生方の負担が減るものと思いますので、まもなく入学シーズンで新1年生そしてその保護者へ、こういう観点も取り入れた対応をよろしくお願いいたします。

「令和6年 黒部市議会3月定例会 一般質問」録画映像

「令和6年 黒部市議会3月定例会 一般質問」の録画映像↓

www.youtube.com

橋詰真知子 R6.03.12_3月定例会 (youtube.com)

令和6年1月1日能登半島地震で、黒部市は体感でわかる大きさの地震がつづけて発生しました。津波警報も発表されました。そののち、余震がたびたびありました。大人も子どもも多くの人たちが驚きと恐怖を感じ、落ち着かない日々を過ごされたことと思います。今現在も、漠然とした不安を抱えている人たちもいるものと思います。
そういったことから、この先、今の家を耐震化したり、住宅を建て替えることで耐震性能の高い家にしたり、そのほか、市内での転居など、さまざまな動きが想定されます。防災・減災という観点から考えると、耐震性能の高い住宅は倒壊する危険性が低く、その家に住む人の命や財産を守るのはもちろんのこと、隣近所の安全や道路の安全確保にもつながると考えます。
そこで次の質問をしました。

問 木造住宅の耐震改修に対しては、いくつかの要件を満たした場合に補助があります。今住んでいる住宅の耐震化ではなく、建て替えする人に補助する考えはあるか。また、地震津波へ備える方法のひとつとして、今住んでいる場所から市内の別の場所へ移る転居の場合に補助する考えはあるのか。

答 平成 17 年度に県と連携して既存木造住宅の耐震改修支援制度を創設している。地震津波に備えた「建て替えに対する補助」や「今住んでいる場所から市内の別の場所へ移る場合の補助」については、現時点では考えていない。
これらと別になるが、建て替えや転居にかかる支援については、居住誘導区域内で「住宅取得支援補助金制度」を活用した住宅の建て替えや、賃貸住宅の入居における「移住促進賃貸住宅居住支援補助金制度」及び空家バンクの空き家の取得における「活用促進補助金や登録空家リフォーム等補助金制度」を活用した転居など、様々な制度による支援が可能と考えている。

 

災害時に市がすべてに対応することは困難です。自助・公助・共助という考え方があります。まずは自分でできることをして備える。例えば自宅の耐震化などで自宅避難の安全性を高めたり、備蓄などで備えたり、そうして市民ひとりひとりの防災力を高めることで、まち全体としての防災・減災対策を進めていくのもひとつの方法であると考えます。
自宅が安全かどうかを客観的に知る方法として、耐震診断があります。市ではこれまでも、「耐震診断や改修に補助がでることのお知らせ」を、市の広報へ掲載したり、固定資産税の納税通知書に同封したりするなど、広く周知しています。

不安を感じる方は、対象となる条件など詳細をこちらのリンクから市のホームページでご確認ください。↓

www.city.kurobe.toyama.jp

住宅耐震改修支援(木造住宅耐震改修及び危険ブロック塀等除却補助)|黒部市 (city.kurobe.toyama.jp)

 

そのほか今回質問した主な内容です。次回の議会だよりに掲載されます。

防災・減災について
問 黒部市ゆれやすさマップについて
答 自宅がどの程度のゆれが起こる可能性があるのかを確認いただき、建物倒壊や家具の転倒などによる被害を想定いただくことで、住宅所有者等の防災意識を高めることを目的として平成 22 年に作成し、市内に全戸配布した。地図情報を最新の情報に更新し、住宅の耐震改修等が促進されるよう周知を図っていく。

 

移住・定住について
問 新幹線通勤通学支援補助金について
答 新幹線駅を有する本市の強みを活かし、市民の通勤・通学の選択肢を増やす制度として、移住・定住の促進に一定の成果があるものと考えている。3月 16 日に北陸新幹線金沢-敦賀間が開業し、市内からの通勤・通学圏がさらに拡大することから、延伸後の補助金の利用状況等も考慮した上で、必要に応じて補助制度の見直しについて検討していく。

 

ICT教育について
問 タブレットパソコンについて
答 児童生徒が安全、安心で快適に使用できるよう、基本的な操作方法と併せ、「学習活動以外に使ってはいけない」、「無くしたり壊したりしないよう大切に扱う」、「人の気持ちを考えた使い方をする」等のルールを繰り返し指導している。学校では、情報モラルの指導を踏まえ、自宅での使い方のルールを示した冊子を配布し、保護者と児童生徒が共通認識を持てるよう指導している。

20240324移住者交流会

20240324移住者交流会に参加しました。

0325北日本新聞に写真付きで記事掲載があります。「新聞見たよ」「写真見たよ」等などお声をかけてくださった方々ありがとうございました☺️写真右にうつっています。横顔ですが「すぐわかったよ」と気づいてくださりうれしいです。

2015年3月、北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅開業と同じ月に移住、9年が経ちました。移住した時は、身内も友人もいなかった私たち家族。いろんな人と知り合って、黒部は人と人がつながっているのでどんどん知り合いが増えて、人のつながりの豊かさが黒部の暮らしやすさにつながっていると感じています。

写真は、今回の移住者交流会にて作成したフラワーアレンジメント🌼🌿ふんわりとしたかわいいチューリップ、ミモザの黄色にパワーを感じ、移住10年目スタート✨

チューリップは富山県県花🌷

チューリップは3月生まれの誕生花🌷

黒部市議会令和6年3月定例会

黒部市議会令和6年3月定例会は、3月1日から26日まで開催されます。
一般質問は3月12・13日予定。今議会での私の一般質問は12日になる予想です。

以下のリンクから黒部市ホームページ内の黒部市議会情報へつながります。

黒部市議会

https://www.city.kurobe.toyama.jp/topCouncil.aspx

傍聴は、市役所のほか、みらーれTV、インターネット中継でも可能です。それぞれの方法の詳細はリンクをご覧ください。↓

傍聴のご案内はこちら↓

傍聴のご案内|黒部市

https://www.city.kurobe.toyama.jp/category/page.aspx?servno=14599

インターネットライブ中継についてはこちら↓

https://www.city.kurobe.toyama.jp/category/page.aspx?servno=15125

議会配信(インターネットライブ中継)|黒部市 (city.kurobe.toyama.jp)

今回の録画映像は後日公開予定です。

前回の録画映像はこちらからご覧になれます。↓

tunagu-hirogaru.hatenablog.com

 

🌷誕生日🌷

先日、39歳になりました。子どもがオムライスを作ってくれました。ケチャップのメッセージを受け取り、ママはうれしかったです。元気をもらいました。39歳「サンキュー」今まで以上に「感謝」や「ありがとう」を伝える1年にしたいと思います。

 

2024023立山黒部自然環境保全・国際観光促進協議会(愛称:立山黒部を愛する会)特別講演会「富山県の観光は総力戦!」

お話を聞いていて「富山って、ほんとすごいところだよね!移住した先が富山でよかった♡」と改めて感じました。事前に調べた以上に、実際に来て初めて知った魅力、感じられた魅力があります。2015年3月に移住して、次の3月で10年目に入る黒部暮らし『旅先に暮らしているような、わくわくや幸せ』は今もあります。#非日常が日常になる幸せ    #黒部暮らし

tunagu-hirogaru.hatenablog.com